デジタルパーマのスタイリング|オイル・ムースの選び方
デジタルパーマの基本スタイリングは、夜にきちんと乾かし、朝は毛束を整えて少量のオイルをつけるだけです。ムースやバームが必要な日もありますが、たくさんの道具をそろえる必要はありません。まずカールをきれいに乾かせているか。その次に、欲しい質感へ合わせてスタイリング剤を選びます。
朝の基本スタイリング
夜にカールを作って乾かせていれば、朝は手ぐしで大きく整えます。毛先が乱れている部分だけ軽く濡らし、指へ巻きつけて乾かします。最後にオイルを手のひらへ薄く広げ、内側、毛先、表面の順になじませます。
最初から表面へ多くつけると、根元がつぶれて毛束が重くなります。足りなければ後から足せます。
オイルが向いている仕上がり
- 乾いた巻き髪のようなツヤが欲しい
- 毛束を柔らかくほぐしたい
- 広がりを少し抑えたい
- ベタつくスタイリングが苦手
僕の仕上げは、乾かした後にオイルをつけて軽くほぐす形が基本です。オイルはカールを新しく作るものではありません。乾かしたカールのツヤとまとまりを整えるものとして使います。
ムースが向いている仕上がり
ムースは、水分を含ませながらウェーブ感を出したいときに使いやすいです。朝にカールが弱く見える部分へ少量をもみ込み、自然な束感を出せます。
ただし、乾いた巻き髪のような仕上がりを求める場合、ムースを多くつけると濡れ感が強くなり、目的と違うことがあります。普通のパーマのように全体へ大量にもみ込む必要はありません。
バーム・クリームが向いている人
髪が太い、多い、広がりやすい人は、オイルだけでは毛束が散ることがあります。その場合は、少量のバームやクリームを手のひらでよく伸ばし、毛先中心になじませます。
細い髪や柔らかい髪では重くなりやすいため、米粒ほどの少量から始めます。商品名より、髪質と量の調整の方が大切です。
スタイリング剤のつけすぎで起こること
- カールが伸びて見える
- 束が太くなり、髪が少なく見える
- 表面がぺたんとする
- シャンプーで落としにくくなる
- 乾いていない髪のように見える
カールが弱いから剤を足す、を繰り返す前に、一度髪を濡らして乾かし直してください。原因が乾かし方なら、剤を増やしても改善しません。
湿気・雨・汗の日
デジタルパーマはコテ巻きよりカールが残りやすい一方、湿気のある環境では少し弱く見えることがあります。強風、雨、汗で形が乱れることもあります。
そういう日は、いつもより毛束を細かく作りすぎず、オイルやバームを少量なじませて表面をまとめます。完全に崩れないよう固めるより、乱れた後に手ぐしで戻せる仕上げの方が扱いやすいです。
夜と朝で役割を分ける
夜はカールの土台を作る時間、朝は質感を整える時間です。朝に全部をやり直そうとすると、パーマをかけた意味が薄くなります。夜の乾かし方を覚える方が結果的に早いです。
コテを足す場合
パーマだけで足りない日に、前髪や顔まわりだけコテを使うことはできます。全体を毎日高温で巻き直す必要はありません。熱を重ねる部分は次回の施術判断に影響するため、使用温度と頻度を美容師へ伝えてください。
よくある質問
おすすめのオイルはありますか?
軽さと保湿のバランスが髪質に合うものを選びます。細い髪と太い髪で適量が違うため、まず今持っているものを少量から試しても構いません。
ムースとオイルを一緒に使えますか?
使えます。ムースでカールを整え、乾いた後にオイルを少量つけます。ただし重くなるなら、どちらか一つで十分です。
何もつけなくてもいいですか?
カールがまとまり、乾燥が気にならなければ必須ではありません。摩擦や乾燥が気になる毛先には少量の保護剤を使います。
道具を増やす前に、乾かし方を整える
スタイリング剤は仕上げを助けますが、施術と乾かし方の代わりにはなりません。夜の手順はデジタルパーマの乾かし方、持続期間は持ちの記事で説明しています。
僕がすすめるスタイリング剤
デジタルパーマは、スタイリング剤で無理にカールを作るものではありません。夜にきちんと乾かしてカールの土台を作り、朝は束感とツヤを足すだけです。
オイル・バーム系
手ぐしでほぐしたときに、適度な束感が出るものがおすすめです。最初から多くつけず、手のひらへ薄く伸ばし、内側と毛先からなじませます。
シリコン系のジェルオイル
ツヤとまとまりが欲しいときに使いやすいです。韓国風に仕上げたい日は、ツヤを出して最後にくしやブラシを通します。その他の巻き髪は、手ぐしで大きくほぐすだけで十分です。
ムースを使わなくてもよい
ムースが悪いわけではありませんが、僕が作る乾いたコテ巻き風の質感では、オイルやバーム、ジェルオイルの方が合わせやすいです。濡れ感を出しすぎると、求める巻き髪から離れることがあります。
しっとりさせすぎに注意
シャンプーやトリートメントも、しっとりさせすぎると乾くのが遅くなります。半乾きの時間が長くなり、かえって髪を傷ませる場合があります。高価なものを重ねるより、適度な保湿と完全乾燥を続ける方が大切です。
