ミディアムのデジタルパーマ|長さ別デザインと失敗しない選び方
ミディアムのデジタルパーマは、肩まわりでカールが動きやすく、ロングより軽い印象を作れます。一方で、肩に当たる長さは外にはねやすく、カールを始める位置を間違えると横へ広がります。結べる長さを残すか、鎖骨で動かすか、先に生活と完成形を決めることが大切です。
ミディアムにデジタルパーマが合う理由
胸までの長さがなくても、鎖骨前後あれば大きなカールを重ねられる場合があります。乾いた髪に弾力が出るため、肩に当たる自然な外ハネもデザインへ取り込みやすいです。
ロングほど重さがないので、同じ強さでも動きが見えやすくなります。長さを切って雰囲気を変えたいけれど、毎朝巻くのは避けたい方に向いています。
鎖骨下のミディアム
ロングに近い巻き髪を作りやすい長さです。中間から大きなカールを重ね、結んだときにも毛先が動きます。初めてデジタルパーマをする方にも比較的イメージを共有しやすい長さです。
鎖骨前後のミディアム
肩に当たる部分が外へ向きやすいため、その動きを生かすか、内側へまとめるかを決めます。左右で肩への当たり方が違うと、カールも違って見えることがあります。
ここでは毛先だけを曲げるより、顔まわりや表面のレイヤーへカールをつなぐ方が、パーマらしい立体感を出せることがあります。
肩上に近いミディアム
巻ける長さが短くなるため、希望する大きさや回転数に制限が出ます。ロングの写真をそのまま持ってきても同じにはなりません。ボブに近づくほど、普通のパーマが合うデザインも増えます。
強めとゆるめの選び方
強め
動きが見えやすく、時間が経って少しゆるんでもパーマ感が残ります。ただし、横へ広がる位置を間違えると頭が大きく見えます。顔の幅、首、肩とのバランスで開始位置を決めます。
ゆるめ
柔らかく自然ですが、ミディアムはカットの影響を受けやすく、少し切るだけでパーマ部分が減ることがあります。ゆるく見せたい場合も、必要な弾力は作っておきます。
レイヤーを入れる場合
表面や顔まわりにレイヤーを入れると、カールの重なりが見えやすくなります。ただし、結んだときに短い毛が落ちる、毛先が薄くなる、といった生活上の変化もあります。
毎日結ぶ方には、必要以上に高いレイヤーを勧めないこともあります。写真のかわいさだけでなく、仕事中の髪型まで考えます。
ミディアムで起こりやすい失敗
- 肩に当たる動きを計算せず左右差が出る
- カールを高く始めすぎて横に広がる
- 短く切りすぎて希望の大きさを巻けない
- 毛先を軽くしすぎてパサつく
- 結べると思っていたのに顔まわりが落ちる
オーダー前に決めること
- 結べる長さを残すか
- 肩で外に動いてよいか
- 顔まわりは頬・あごのどこから動かすか
- 強さとカールの大きさ
- レイヤーを入れてよい範囲
- 朝に使える時間
『ミディアムのコテ巻き風』だけでは完成形が広いです。生活の中でどう扱いたいかまで伝えると、必要なカットとパーマが決まりやすくなります。
髪の履歴にも注意
ミディアムへ切れば傷んだ部分が全部なくなるとは限りません。縮毛矯正、ブリーチ、髪質改善が毛先に残っていれば、長さを切った後も施術判断に関係します。
よくある質問
ミディアムでもコテ巻き風になりますか?
なります。ただし、ロングより巻ける回転数が少なく、カールの見え方も変わります。長さに合った参考写真を使います。
肩ではねるのは失敗ですか?
肩に当たる長さでは自然に起こります。最初から外ハネとして生かすか、カールの方向でなじませるかを決めます。
伸ばしかけでもできますか?
できます。今の完成形だけでなく、半年後の長さとカット計画まで考えると無駄がありません。
長さだけでなく、毎日の使い方で決める
ミディアムは、下ろす、結ぶ、肩で動かすという選択肢が多い長さです。完成写真だけでなく、毎日の扱い方に合う設計を選んでください。乾かし方はこちら、ロングとの違いはロング記事で確認できます。
ミディアムは、顔まわりから程よく強めに
ミディアムで僕がすすめるのは、顔まわりからカールが始まる、程よく強めのデジタルパーマです。ロングより髪の重さが少ないため動きが出やすく、顔まわりの印象を変えやすい長さです。
長さが短いほど、ロングと同じ写真にはならない
ミディアムは巻ける回転数が少なくなります。ロングの参考写真をそのまま再現するのではなく、今の長さでカールが何段見えるかを考えます。
肩に当たる動きもデザインに入れる
鎖骨前後では、髪が肩に当たって外へ動きます。外ハネを失敗と考えず、顔まわりのカールへなじませます。左右の肩への当たり方で見え方が変わることも先に説明します。
レイヤーは必要だが、軽くしすぎない
顔まわりから動きを出すにはレイヤーが重要です。でも、毛先を薄くしすぎるとカールがガサガサに見えます。結ぶことが多い人には、短い髪が落ちすぎない高さも考えます。
ボブには無理にデジタルパーマをすすめない
僕はボブへ積極的にデジタルパーマをすすめません。長さが足りず、コテ巻き風の大きなカールを何段も作りにくいからです。短い髪へパーマをかけたい場合は、普通のパーマを含めて別の方法を考えます。
