コテ巻き風パーマの専門家でもある美容師野田ともるです。
このページをご覧いただきありがとうございます。
今回はコテ巻き風パーマをかけに美容室に行ってきたけど、パーマに失敗をしてしまった方向けに、こうしていきましょう!という解決策をいくつかご紹介させていただきます。
私は、コテ巻き風パーマを10年以上専門的にやっている美容師です。日本一やっているまでとは大袈裟なことは言いませんが
それくらい担当実績があると日本中に自信を持って叫ぶことはできるくらい経験がありますので、信頼してこの記事をお楽しみください。
コテ巻き風パーマに失敗してしまったあなたを助けます。
逆に美容師さん側も見ていただければ参考になる内容となっておりますので是非ご覧ください。
失敗した時の結論
コテ巻き風パーマに失敗をしてしまった方々の原因のほとんどは、担当美容師がコテ巻き風パーマ(正しいデジタルパーマ)の知識と経験があまりない人だったということが多いです。
担当経験が長い、キャリアがある、人気な美容師でも、コテ巻き風パーマ(正しいデジタルパーマ)は技術が別分野となります。職種が違うと言ってもいいほどです。
もしも、あなたのパーマが弱かったりすぐとれたりして失敗をしてしまったのなら、すぐにコテ巻き風パーマに詳しい美容師を探し担当を変えることの方が懸命です。
美容師さんとの信頼関係があり、なんでも言い合える関係であったり、美容師の方からお直しをすぐに申し出てくれるタイプの人なら、次うまくいく可能性はあります。
しかし、初見で行ったとこであったり信頼ができない場合は諦めて美容師を変えた方がリスクは少なくなります。
サロンをまた変えて予約をすればお金がかかってしまいますが
最初に上手くいかなかった美容室に行って、信頼もできないままお願いしてまた失敗してしまったら、どうなるのでしょうか?
当然、髪は無駄に傷んでしまい、最悪の場合しばらくパーマができなくなってしまいます。
同じ失敗を繰り返さないためにも、一番大事なのは美容師側がどこまであなたに寄り添ってくれるかどうかの見極めが大事です。
世の中にはコテ巻き風パーマがまともにできる美容師は1割もいませんので選び直す際は慎重に焦らず行ってください。
もしもどこに行っていいかわからない、どうしたらいいかわからないという方は、私野田の方で無料相談カウンセリングも行っておりますので公式LINEからお問い合わせください。
パーマの失敗「美容師は気づいています」
もしも担当してもらった美容師がパーマ技術に本当に長けている人であるなら、施術当日に「もう一度パーマした方がいいかもしれません」とその場で申告があるはずです。
なぜなら美容師はたいていの場合「パーマ弱かったかな」とわかっていることが多いです。それを最後の仕上げで誤魔化したり、髪質がどうのこうのなど言い訳にして半信半疑で施術を無理やり終わらせられる場合もあります。
なんの申告もなく施術が終わり帰らされてしまうということは、その程度のパーマの知識レベルの美容師である可能性が高いです。
そのような美容室にもう一度お直しでパーマをかけに行って、うまくいく確率は低いと思ってください。
無駄に髪を傷めて終わってしまう場合もありますので慎重に検討してください。
それではここからどういうパーマの失敗をしてしまったかなどパターンによっての対応の仕方や、今後失敗をしないための予防策などについてお話していきますので、ぜひ最後までご覧になってくださいませ。
パーマがかかっているか
どうかを確認する
パーマをかけてみて何かしらの失敗をしてしまった?という時、良くあるのが自分のスタイリングのやり方が悪いのか、パーマが悪いのかわからないというやつですね。
今のコテ巻き風パーマがちゃんとかかっているかどうかの判別方法をお伝えしていきます。
あくまパーマをしてから1週間以内の状態としてお話ししていきます。
一度髪を洗いパーマの状態を確認する
パーマがかかっているかどうかの判断で簡単なやり方は、濡れた状態のパーマをチェックすることです。
数日しか経っていないのに、濡れた状態にしてウェーブがないのであればそれは99%パーマがまともにかかっていなく、美容室でのスタイリングで誤魔化されている可能性が大きいです。
通常コテ巻き風パーマ(デジタルパーマ)というものは濡れている時もクルクルっとしていて、乾かすことでさらに弾力が出てきてプリッとカールが出てくるものですが、濡れてる状態で根本的にウェーブないパーマであれば乾かしてもパーマは出ません。
濡れた状態でパーマが無ければ、それはあなたのやり方が悪いのではなく十中八九パーマが悪いです。
髪質が細い柔らかい人は
髪を乾かしてチェックする
髪が柔らかい、細い、少ない、いわゆる猫っ毛など言われるタイプの方の場合、水分の重さでパーマが出てこない場合があるため、しっかり乾かした状態でパーマの有無をチェックしてください。
何回か完全に乾かした状態で見てもパーマが出ない場合はパーマがまともにかかっていない可能性が高いです。
コテ巻き風パーマの正しい
乾かし方ができているか確認
コテ巻き風パーマに失敗してしまい来店されるお客様の中にたまにあるケースが、ちゃんとパーマがかかっているが正しい乾かし方を教えられていなく活かせていないという場合です。
乾かし方については簡潔に以下の通りになりますので、やり方が間違っていないかご確認ください。
コテ巻き風パーマの乾かし方
- 地肌付近、根元の髪からブワ〜っと乾かす
- 根元付近が乾いてくると髪はボサボサになる(ご安心を)
- 5割くらい乾いてきたら(中間毛先に湿り気が残るくらい)
髪を左右に分けてねじりながら乾かしていく - 左右と耳前後ろの約4等分で乾かしていく
(几帳面にピシッと分けなくていい) - 縦ロールのバネみたいに完全に乾かし終えたらそのまま就寝
- 朝起きて出かける前にオイルを髪に馴染ませながら手櫛を入れて
髪をほぐして完成
動画で見てみたいという方はYouTubeでも紹介をしていますのでご参考ください。
コテ巻き風パーマの乾かし方
ムースでスタイリングはしない
コテ巻き風パーマにおいて最後にムースを使うというスタイリングはあり得ません。
(乾かす前や途中でトリートメント系のムースを使う場合はあります)
本場の韓国でも、最後にオイルをつけてスタイリングするのが定番です。
ムースはワックスと水分が入っているスタイリング剤ですので、乾いた髪につければ髪は濡れてしまいます。濡れた髪をそのままくしゃっと乾かせばコテ巻きのようにはなりません。
コテで巻いたスタイリングする人がムースをつけますか?使いませんよね。
コテ巻き風パーマはコテで巻いた巻き髪と同じような扱いになるため最後にムースを使わないのはそういうことです。
ここまでパーマがかかっているかの確認と、スタイリング方法の確認はいかがでしたでしょうか?それではここから、それでもパーマが全然かかっていない、逆に強くかかりすぎた、髪がひどく傷んでしまった、もうパーマはやめたい
そういった方々のための対策をお話ししていきますのでご覧ください。
パーマのお直し期限を確認
たいていの美容室では施術のお直し期限が設けられていますので、来店した美容室の詳細を確認しましょう。記載が見つからない場合は
- サロンに直接電話して質問する
- 美容師のSNSや公式ラインに連絡する
などの方法で確認をとってみるといいと思います。
よほどのことがない限りは、美容室において施術のお直しを断るところはないと思います。
たいていの美容室ではお直しの期限も設けられているでしょう。
そのお直し期限に関しては「連絡し」
パーマがゆるかった失敗
パーマがゆるくて失敗をしてしまった場合は、すぐに遠路せず担当美容師にお直しを依頼してください。
気まずいかなど考えている暇はありません。うかうかしていると「お直し保証期限」が設けられてる場合にお直しでできなくなってしまう場合があります、
申し訳ありません。
現在記事内容を大幅に変更中でございまして、数日以内に全て書き終えます。
ここまでの内容が書き途中であること、下記内容は以前の記事内容の一部でありますのでご了承ください。
⑴ 担当者が大事!必ず指名しよう!
はい、いうまでもなく大事な事
パーマをかける!と言う時は信頼のおける美容師を指名することをオススメします。
パーマはヘアカラーに比べてリスクが高い施術です。例えば
ヘアカラー剤を間違えて10分長く時間を置いてしまった
パーマ剤を間違えて10分長く時間を置いた
同じ「剤」は剤でもリスクが全く違うのです。
カラー剤でしたら色が濃く入りすぎるくらいでしょう。髪がよっぽど傷んでしまうことはありません。
パーマ剤だと、単刀直入にめちゃくちゃ傷む。下手すると髪が切れる。チリチリ、クタクタになる
そこで美容師のセレクトが非常に大事になってきます。
選ぶ基準は、経験数・デザイン・価格
リスクの高いパーマ施術には経験数が大事。
美容師のブログやインスタなどでパーマ顧客が多いかチェックし
特にブログは細かい事が書いてあるから尚良いです。
調べていれば、その美容師が得意なスタイルがいくつか載っていますね。
デザインが自分好みなのか、叶えてくれそうかチェック
最後に価格
これはすごく大事、なんとも一概には安い高いどちらがイイと言えませんが
、、、と思いましたがはっきりと言います
世の中だいたいの物に言えること
『高いものには高い理由、確かなものがある』
『安いものには安い理由がある、良さもある』
飲食店に行ってもそうですよね、安くて美味しくても
化粧室が汚い、接客は悪い、とか。
高いお店ならそういうこともなく
接客もいいし、化粧室も綺麗。なおかつ美味しい。
(たまに例外もありますが)
そう!それは美容室にも言えます。高いから絶対にイイ!とは限りません。
ですが、僕個人の経験上、大きな買い物する時は確かなもので間違いはない
これは鉄板の考え方。美容室を選ぶ際には参考にしてください。
⑵ あなたの髪のコンディションは大丈夫??
パーマをかければ傷みます。これが現実です。
傷ませないとパーマはかかりません。薬が作用するから=傷みが発生する
だから髪が曲がり、パーマヘアが完成します。
ある程度髪に負担がかかるものであると思っておいたほいがいいです、
きびしい前置きはここまでにして、
そこまで傷んでない髪であれば全然問題はありません。
しかし、すでに手ぐしも通らない、触るとゴワゴワ、濡れてると髪がテロンテロン
そんな方はヤバイです。絶対失敗するし、パーマがかかっても質感は最悪です。
お気をつけください。
よくパーマは結構傷むんでしょ?と思われてる方が多いのですが
それは、もともと傷んでいる髪にパーマをかけた場合でして
適正な髪へのパーマは気になる程のダメージはでません。
大事なのはパーマをかける前の現在の髪の状態の良し悪し
⑶ 希望のパーマヘアの伝え方
例えば、一枚だけのスタイル写真を持っていくのはおすすめできません。
できれば3枚くらいは好みに近い写真を用意。逆にこれは嫌だ!
と思う写真もあるといいですね。
好きなスタイルと嫌いなスタイルを見せれば美容師もお客様の好みの幅がわかり
一番最悪なパターンになってしまう確率もグッと減りますね
パーマはスタイルで決めるのでなく、かかり具合が大事
やればわかると思いますが、スタイル写真通りにパーマをかけてもらっても
それは美容師のスタイリング力あっての仕上りで
家で自分自身が同じようにやるのは難しいです。
パーマはスタイルになるのでなく髪にウェーブがつく施術
美容師と相談するべき大事なことは
『ウェーブのかかりはじめの位置』
『ウェーブの強さ』
オーダーの際に、この髪型ぴったりになりたい!ではなく
この髪型のようなウェーブの具合で、が正解です。
そしてこの話に続いて4番目のポイント
⑷ 毎日同じスタイリングができるとは限らない
パーマはアイロンとは違います。アイロンは同じ温度で同じ巻き方で
やればほぼ毎日同じスタイリングができますが、パーマについて言えば
・寝癖もつく
・乾かしながら作るからアイロンより不安定
・アイロン巻き髪よりは風でボサっとなりやすい。
そういった違いがあげられます。
完璧を求めている方はパーマには向きません
毎日同じクオリティを求める方は絶対にアイロン巻きをオススメします。
巻かずに楽ができ、毎日少しパーマのでかたに差があっても
それのニュアンスが楽しめて嬉しい!そうやって考えれる方なら
パーマをかけて大満足間違いないですね。
そういったコテ巻きとパーマヘアの違いを割り切れるかどうかが大事です。
⑸ 仕上がりがいまいちな時は正直に言わきゃ損
これは本当に大事で。私もいろいろなお客様を担当していて、よくあるのが
『前のお店でかけたけどすぐ落ちてしまった』
これは結局パーマがかかっていないです。落ちたわけでなく
前提で『パーマがかかっていないのです』
信用できそうで心がおける美容師であれば、正直にかけ直しをお願いしてみましょう。
もう一度いくのが気が引けてしまい言えない場合は、、諦めるしかないですね。
だからこそ、⑴お願いする美容師選びが大事ということになってきます。
パーマのかけなおしを嫌がる美容師はいないはず。いたら奇跡
パーマのかけなおしを逆に申し訳なく思われる方も多いのですが
全然そんなことはありません!!!美容師を勝手に代表して宣言
適切な美容師ならお客様が気に入らなければ、自分の技術に納得できず
状態をみたいと言ってくれるはず。お客様からすればもう一度いくのは
失礼できまづい、、、でも失礼でなんかありません。
だって『パーマかかってないんですもん』
失礼なのはどっちでしょうか。お金をいただき代替価値を提供できていない
のはどちらでしょうか?冷静に考えていただいて大丈夫です。
そして我々美容師側もそういう機会は大変ありがたいのです。
もう一度お直しで来ていただけると、
『パーマがかからなく失敗した原因がわかる』
薬が弱かったのか、ロッドが太かった?、カットが原因?など
自分の技術の見直し反省、向上ができます。
そのおかげで、もっとパーマ技術が上手くなります。
現に私がパーマを上手くなれたのは、数多くの成功経験はもちろんですが
『失敗をした経験』のおかげでもあるのです。
今でも仕上がりに納得がいかない時は正直にお伝えしています。
そのおかげで、早く落ちてしまったときには気軽にお客様が来店していただけます。
お手数おかけしてしまうのは申し訳ないですが、誠心誠意お直しをやらせていただき
自分の技術をさらに成長させてもらえています。
パーマのお直しは、お客様にも美容師側にもメリットでしかないのです。
そう考えていただき少しながら気持ちも楽になっていただけたら嬉しいです。
以上がパーマを失敗しないためのポイント5点
失敗をしてほしくない、ちゃんとした美容室選びを女性にしてほしいから
少しシビアめに書きましたが
パーマヘアは簡単にセットできるし、かわいい。綺麗。美しくなれます。
私の担当しているお客様はほぼ半数の方がパーマヘアです。しっかりとした知識があれば
どなたでもチャレンジできます。
まだまだこれからも全国の女性がパーマで失敗しないために
パーマヘアを成功できるように、協力できる記事書いていきます。
是非参考にしてください。