ご覧いただきありがとうございます。
デジタルパーマを極める美容師 野田ともるです。
最近コテ巻き風パーマというものをインスタなどSNSで見かける機会が増えて
検索してこの記事に辿り着きませんでしたか?
そんなあなたはすごくラッキー
この記事ではコテ巻き風パーマというものに関して、余すことなく全てを解説しています。読んでいただければ理解が深まり、あなたの美容室選びのミスを減らしてくれます。
つまりあなたの髪の毛と、お金を守ることができます。
美容師様が見ていただいても、知識が深まる内容となっておりまして
お客様からコテ巻き風パーマをオーダーされた際に現状よりも安全かつクオリティが高いパーマを提供できる知識、心構えがついてるはずです。
お客様も美容師様もみんな得する内容となっておりますのでぜひ最後までご覧になってください。
以降の文章は敬語を使用しない文章説明となります。
真実の情報をお届けしていくことは約束いたしますので何卒よろしくお願い申し上げます。
コテ巻き風パーマは嘘?
本当にできるのか
インスタでよく見る機会が増えてきたコテ巻き風パーマだが、本当に巻き髪のようになるかどうかは
- 正しい担当美容師を選べるかどうか
- パーマが綺麗にかかる髪の状態であるかどうか
- 正しい乾かし方ができるかどうかか
全てはこれらの条件が整うかどうかにかかっている。
コテ巻き風パーマなんかできるわけがない!嘘だ!と思う人がいるようだが、確かに半分当たりだ。
コテ巻き風パーマが上手い美容室に行けば誰しもが成功するかというとそうではない。
ちゃんとした美容師を選ぶことができなければほぼ失敗をすると言ってもいいほど難しい技術である。
コテ巻き風パーマに失敗をしたくない方はまず以下のことに気をつけることが重要だ
コテ巻き風パーマの失敗を
しないために重要なこと
1.デジタルパーマが上手い美容師を探す
コテ巻き風パーマは所詮はデジタルパーマの言い方を変えたものだ
どこの美容室でもデジタルパーマを頼むことはできるし、大体の美容師でも見せかけ程度のデジタルパーマは可能である。しかし
本当にパーマの経験値が多く、パーマが得意な美容師は非常に少ない
そしてデジタルパーマとなるともっと少ないのが美容師業界の現状だ。
テキトーに美容師を選び担当させてしまうと、パーマはかかったとしても
コテで巻いたような弾力にならなくて失敗をしたという人は数多くいる。
そのような失敗をしないためにはインスタグラムで美容師の投稿をしっかり見て、デジタルパーマの経験値があり、こだわりと信念があり、仕上がりも綺麗なものを載せている美容師を選び担当してもらうことが重要だ
逆に言うと、それらの実績がわかる証拠がない美容師に安易にコテ巻き風パーマを依頼するということは失敗する可能性が高くなることを意味する。
それらの確実な証拠がなければ、いつも担当してもらってる美容師、キャリアが高い美容師、有名美容師だとしても失敗する可能性は非常に高いということだ
※保険をかけさせてもらうが、基本的に私はすべての美容師は上手い、善人であると考えている。しかし、ひどい失敗や対応をされて当サロンにやってくるお客様がいるのは事実だ。注意喚起のため言わせてもらっている
2.パーマができる状態の髪であるかが重要
地球がひっくり返っても変わらない結論を申し上げる。
パーマは健康な髪であるほど綺麗にかかるが、逆に傷んでいればいるほど綺麗なパーマはかからない。
そして、髪をある程度傷ませなければパーマがかからないという事実も覚えて欲しい。
つまり傷ませないパーマというものはこの世には存在しないということだ。
コテのように弾力のあるウェーブ、カールにするには髪の体力が必要だ
異常なほどハイトーンカラーの繰り返し、ブリーチ、大量のハイライト、毎日長時間かけてコテ巻きバキバキのセットをしてる髪などは髪の体力が少ないため
仮にパーマはできたとしても、髪の体力が少ないつまり傷んでいるため
コテ巻き風の仕上がりと言えるほどのパーマはかからないと思っていい。
パーマをかけたいと思っている場合
現在のあなた自身の髪がどういう状態であるか冷静に見直した上でパーマを検討しよう。
髪の状態がベストでなければ、コテ巻き風パーマが上手い美容師が担当したとしてもパーマが上手くかかることはほとんどない。
もし美容室のその場ではいい感じになったとしても、後々になって必ず髪が傷んできてまともなスタイリングはできなくなり、やらなきゃよかったと後悔するのは目に見えている。
なお、髪の状態が良くなくても売上を優先し、できる範囲でのデザインを無理やりやろうとする美容師もいるのは事実だ
こういう情報に触れて、自分の髪が安全かつ満足できるパーマができるかどうか知ることも重要だ。
自分の身を守れる情報はこの記事に全て書いていく
3.コテ巻き風にできるかは乾かし方次第
結論から言うと、どんなコテ巻き風パーマをしたとしても
お風呂上がりにちゃんとねじって乾かさなければコテ巻き風にはならない
雑に乾かして放っておけばただのくしゃくしゃパーマと変わらない仕上がりになる
よくある勘違いとして、コテ巻き風パーマをかければ
明日からテキトーに乾かしただけでコテで巻いたような巻き髪が手に入る
と理想を思ってしまうこと
所詮はパーマだ。朝起きたら巻き髪になっているような魔法でない
パーマってものは所詮は髪の形状が変わるだけのことで、その髪をどう乾かすかが重要になってくる
乾かし方は慣れてしまえば簡単にはなるが、慣れるまでは数日はかかる。
パーマをかけるタイミングとして、大事なイベントが控えてる前などはやめたほうが懸命だ。
デジタルパーマと
コテ巻き風パーマは何が違うか
コテ巻き風パーマはデジタルパーマを言い換えたメニューではあるが
ただ単に美容師が昔から教わったデジタルパーマをお客様に施せば、誰にでも綺麗なコテ巻き風パーマを提供できるかというとそういうわけではない
美容師自体もただのデジタルパーマなんでしょ?と勘違いをいしている人も多いが
同じデジタルパーマといっても細かいところのこだわりが全然違う
多くの美容室で行われてるデジタルパーマと、コテ巻き風パーマにこだわっているデジタルパーマの違いをまとめてみよう
多くの美容室で行われている
デジタルパーマ
- 低温で行うことが多いためコテ巻きのような弾力が出づらい
- 低温で行われるためかかりづらい髪質もある
- 低温かつ乾燥作用も弱いため、普通のパーマと
さほど変わらないところが多い - パーマ薬剤が弱すぎてウェーブが緩すぎる
ざっくり言うとこういう感じだ。
かたち状はやっていることはデジタルパーマであるが、やっている内容自体は普通のパーマに毛が生えた程度なことをやっている美容室が多い。
美容師の下手上手いではなく、日本の美容業界全体のパーマ教育が遅れているため、それに気づかず半端なデジタルパーマをやってしまっているというのが現状である。
私も昔はそうであった。
コテ巻き風パーマにこだわっている
美容師のデジタルパーマ
- 高温で行うためコテ巻きのような弾力がでる
- 高温で行われるため色々な髪質にパーマをかけやすい
- 高温かつ乾燥作用も強いため、普通のパーマより圧倒的に弾力が出る
- 適切なパーマ薬剤を選定できるからしっかりウェーブがつく
デジタルパーマの一番の特徴とも言える【熱】を最大限に利用し、髪に乾燥作用をしっかり与えるのが本物のデジタルパーマだ。
髪質を見極めた熱の与え方や薬剤の利かせ方。これらを安全に行うことができるかどうかが重要になってくる。
コテ巻き風パーマが
普通のパーマではできない理由
コテ巻き風パーマは必ずしもデジタルパーマでなければいけないわけではないが、デジタルパーマで行うことが最もコテ巻き風の仕上がりに近くなるというのは間違いない。
デジタルパーマは普通のパーマと違い、髪に熱変性を起こし髪を硬くしていくことができるため乾かした後、パーマのウェーブに弾力が出るが
普通のパーマで行うと熱変性を髪に起こせないため、パーマはかかったはいいが髪質によっては弾力もなくただ緩いウェーブがかかっただけの失敗をしてしまう可能性が高くなるということだ。
あらゆる髪質に対して、失敗のリスクなく満遍なく対応できるのがデジタルパーマである。
デジタルパーマをやってくれる美容室が近場にない場合は、無理をせず一旦諦めて
行けるところを冷静に探し直すことをオススメする
美容師側でデジタルパーマを導入していなくコテ巻き風パーマに興味がある美容室は迷わずデジタルパーマを導入してもいいと言える。
コテ巻き風パーマの
スタイリング方法
コテ巻き風パーマのスタイリング方法は慣れれば簡単だが、慣れるまで時間はかかる。
やっていくことは以下の通り
- お風呂上がりに髪をねじりながら乾かす
- ほぐさず縦ロール状態で寝る
- 朝、オイルやバームなどをつけながらほぐす
日本よりも技術が高くコテ巻き風パーマの本場である韓国でもこのやり方をしているため
これよりもいいスタイリング方法はなく、これが世界基準と言ってもいいだろう。
自然乾燥は?ムースは使う?
よくある普通のパーマでくしゃくしゃなセットをしたい場合は自然乾燥やムースセットは有効であるが、コテ巻き風の仕上がりにしたい場合は弾力や艶感を出さないといけないため、自然乾燥やムースなどの方法は使うことはない。
理由は簡単だ。ムースを使えば髪が濡れる、自然乾燥すれば髪はパヤパヤになりやすい。
あなたは髪を乾かさずに寝たことがあるだろうか?翌日どうなっていたかわかるはずだ。
ツヤツヤのストレートヘアの女性が髪にムースをつけるか?髪を自然乾燥させるか?
しないはずだ。
必ずしっかり髪を乾かし乾燥させて、必要であればオイルなどをつけセットしている。
要はコテ巻き風パーマも同じだ。ウェーブ状の髪をねじりながらしっかりと乾かしオイルをつける。ストレートへでやっていたことのパーマ版をすればいいだけである。
コテ巻き風パーマ風は
鎖骨下の長さがないとセットが難しい
コテ巻き風パーマのスタイリングは髪が長い方が圧倒的にやりやすい。
短くなるほどねじって乾かす動作がやりづらくなる。寝る時に枕に挟まれて潰れてしまうなど短いと影響を受けやすいため朝毎日のスタイリングが安定しにくいデメリットが生じてしまう。
ロングヘアであれば髪を捻って乾かす際、デコルテらへんで捻って持ちやすいため乾かしやすい。寝る時には捻った毛先部分がミディアムヘアほど枕で潰れたりしないので朝安定しやすいということになる。
初心者は最低でも鎖骨より下の長さでパーマをすることが安全だ。
スーパーロングでのパーマは大変
長くなれば楽であるが、さすがにスーパーロングヘアでのコテ巻き風パーマはオススメできない。
長すぎると捻って乾かすのは時間もかかり乾きづらい。ほぐした時の仕上がりも綺麗な仕上がりになりにくい。
捻って乾かす動作も非常にやりづらく、毎晩30分もかけて乾かすこととなり仕上がりも綺麗になりづらいのであれば誰もやり続ける人はいないということだ。
事実私がデジタルパーマを専門的に10年間やってきたなかでスーパーロングでパーマを希望したお客様が再びスーパーロングでパーマをしにくることは一度もなかった
コテ巻き風パーマでできる
髪型にはパターンがある
上記で説明した通り、コテ巻き風パーマは髪を捻って乾かしていかなければならないため、パーマで再現できる髪型がある程度決まってくることとなる。
コテ巻き風パーマはどのような髪型でもできるというわけではないが、流行の韓国風巻きや定番のミックス巻き程度であれば十分に再現可能である。
あくまでパーマであることには変わりないため、ヘアカタログに載っているような複雑な巻き髪スタイルはできない
ヘアカタログ、雑誌の巻き髪や、外国人の写真を見せればなんでもできるかというと、そうではないので気をつけて欲しい
コテ巻き風パーマの簡単なオーダー方法
コテ巻き風パーマを美容師にオーダーする際に最も大切なことは
【どれくらいの強さのウェーブ】にするかと【どの辺からウェーブが欲しいか】
この2点を決めれば髪型を決めることができる。
その2点を美容師に伝えることができる写真を数枚準備する。
例えばインスタやホットペッパービューティーヘアカタログなどから好きな写真をピックアップし「この写真のウェーブの強さが好き」「この写真みたいに顔周りくらいからパーマしたい」など好きなウェーブの強さとパーマの範囲が説明しやすい写真を見せていくといい。
重要なのは、コレにしたいとみせるのではなく『この写真のこれが好き』とみせることだ。
この写真と同じにしたいと見せても実際同じようになるわけがないからだ。
逆に嫌いなスタイル、なりたくないスタイルも見せておくこともお勧めだ。
好きなスタイルと嫌いなスタイルを見せれば、美容師はお客様のストライクゾーンを理解しやすくなり、デッドボールを投げてしまうつまり失敗する確率は減ることとなる。
やってはいけないパーマのオーダー方法
やってはいけないオーダーの仕方は【これと同じにしたいです】と具体的に絞りすぎることだ。
まずヘアカタログの巻き髪はコテを使い精巧にスタイリングされたものが99%を占めているため、それになりたいとパーマでお願いをしても同じようにはなりづらい。
パーマは朝起きれば寝癖で崩れる、外出中、風が吹いたり動いていれば多少乱れることもある。そういった要因があるのにも関わらず精巧にコテで巻かれて、一番良い一瞬を切り取られた写真を目標にしてしまえば、そうならないことは明白である。
あくまで好みを伝える手段としてはヘアカタログは使えるが、ピッタリ同じをコテ巻き風パーマを求めるためには使わない方がいい。
外巻き内巻きはどちらでも再現できる
あまり知られていないが正しく施術されているコテ巻き風パーマは乾かし方次第で内巻きにも外巻きにもスタイリングが可能だ。
お風呂上がり髪を乾かす際、ねじりながら髪を乾かしていく。
その時に。髪を前にねじるか後ろにねじるかで次の日にやりたいウェーブをコントロールできるからだ。
次にコテ巻き風パーマを実際にかけたお客様の仕上がりを紹介をしていく。
はじめにウェーブの強さの違いを、次にウェーブをかける範囲の違いについて紹介していく。
コテ巻き風パーマの失敗を防ぐ
美容室でのオーダー方法
先ほどの紹介の通り、コテ巻き風パーマはできるデザインが限られてくるため、写真を見せてオーダーをするにも限界が出てきてしまう。
もちろん、担当美容師が実際に担当したお客様の仕上がり写真を持って行って見せることが一番いいのは言うまでもないが、そういうものでも好きなデザインがなく決めることができなかったり、担当美容師の発信物が無くて他店の写真を見せるのが忍びない場合などは以下のようにまずは『パーマの強さ』と『パーマのかける範囲』を指定してオーダーすることを一番におすすめする。
①パーマのウェーブの強さを選ぶ
コテ巻き風パーマはデジタルパーマで行うため、どこの美容室でもパーマロッドの種類は限られている。そのために提供できるウェーブの強さにもある程度限りがあルト知っておこう。
コテを巻く場合によくある太さとしては26、32、38mmのコテの種類がある。
コテ巻き風パーマの強さデザインを決める場合、自分が好きなコテの太さのウェーブでデザインを選び伝えていくとわかりやすいだろう。
38mmコテで巻いたようなウェーブ
韓国風パーマとも言われる大きくゆるめが人気のあるウェーブ。ヨシンモリパーマという言い方をされることもあり、これらはコテ巻き風パーマで再現が可能だ。
しかし、38mm巻きをイメージしたコテ巻き風パーマは、ねじって乾かす際の難易度が難しいのと、パーマがかかりにくい方は失敗しやすい、かかってもパーマが落ちやすいなどトラブルを生む可能性が高いので、その辺のデメリットも知っておこう。
32mmコテで巻いたようなウェーブ
これくらいのウェーブの強さは、スタイリングのしやすさやパーマの持ちという点に関して最もバランスが優れている。
2、3ヶ月経過すると上で紹介した38mmウェーブくらいの状態に落ち着いてくる。
最初は強めで楽しんあと、途中からは大きく緩めでパーマを楽しめるのは非常に大きなメリットである。
26mmコテで巻いたようなウェーブ
強めのウェーブが好き、すぐウェーブがなくなるが嫌な方には
26mmコテで巻いたくらいのウェーブが人気だ。
最大の特徴はボリュームアップと華やかさの演出、40代50代大人世代の女性に人気だが、20代30代の女性でもパーマがかからなくて悩みがある方や、ボリュームのあるスタイルにしたい方には人気のスタイルである。
2、3ヶ月経過すると上で紹介した32mmウェーブくらいのパーマになって落ち着いてくるため強めのパーマを長期間楽しみたい方には一番いいデザインだ。
外国人風強めウェーブ
もっとボリュームが欲しい、かっこいい&おしゃれ系、HIPHOP系が好きな方などにおすすめできるのが、外国人風強めウェーブ。
外国人風ウェーブの特徴は頭の上の方からパーマをかけていく。しかし、この外国人風強めウェーブを提供できる美容師は日本には多くいないため安易に選んだ美容室でのオーダーは禁物だ。
細かめにパーマをかけるから自然乾燥でムースをつけてスタイリングする、ヒッピーパーマ風セットも楽しめるのが面白いところである。
②パーマのウェーブを
どこからかけるか決める
ウェーブの強さが決まったら次にコテ巻き風パーマのウェーブをどのあたりから欲しいか考えてみよう。その場合大きく分けて3つのパターンがあり、それだけ覚えておけば美容師に説明する際に互いにわかりやすくトラブルを減らすことができる。
真ん中あたりからのパーマをかける
真ん中あたりからのコテ巻き風パーマはパーマの失敗が怖い初心者の方や
癖毛などで髪の膨らみが怖い方に向いてる。
半分から上にはパーマをしないことでストレートのツヤ感も保たれて安心できるデザインである。
前から見ると顔周りくらいからパーマがかかってくるイメージ。
しかし、パーマは上の方から落ちてくる法則があるためパーマの持続期間がすごく長いというわけではないため、パーマがとれやすい人や、かかりづらい人には向かないデザインでもあるため
そのようなタイプの人は次に紹介するデザインがおすすめだ。
真ん中より少し上からかけるパーマ
真ん中より少し上の方からパーマをかけることで、ボリュームが出やすくなるとともに、華やかさが増す。
最大のメリットは真ん中より上からパーマをかけているため、ウェーブが長持ちすること。
パーマはかける範囲が広いほど長持ちし、上の方から先にパーマが落ちていく習性がある。
そのため2、3ヶ月後にパーマが落ち着いてきたくらいで、上で紹介した真ん中からウェーブと同じくらいの状態になるので、顔周りのパーマを長持ちさせたい方にはおすすめということだ。
トップ・根元付近からかけるパーマ
一番上からかけたい場合はこれくらいまでならコテ巻き風パーマで再現可能だ。
上からかけることでボリュームは一番強く出るため、パーマが落ちやすい、かかりづらい人でもしっかりかかりやすく、一番長持ちしてくれる。
しかし気をつけなければならないのが自宅での再現が難しいのと、やってくれる美容師が非常に少ないといことだ。
上からパーマはスタイリングが難しい
上からパーマをかけたとしても、根元のほうは寝て起きればどうしても多少潰れてし舞うこともある。
また、乾かすときも上の方のウェーブを意識してねじって乾かしていかないと綺麗なウェーブにはならなく、ちゃんと乾かせなければ根元付近がくしゃっとした仕上がりになり、艶のないパーマヘアになる可能性もあるため、スタイリングに慣れが必要だ。
コテ巻き風パーマを望んでやってはみたが、巻き髪のような艶感が出ないとなってしまうといけないため、パーマの乾かし方に慣れている方や、ある程度は崩れてもOKと割り切れる方でなければオススメしづらいデザインではある。
できる美容師は日本にほぼ一人しかいない
根元付近からのデジタルパーマを確実にできる美容師は、この記事を書いている私野田ともるしか、ほぼいない。いや私しかいない
証拠として、試しにコテ巻き風パーマやデジタルパーマなどのキーワードでインスタやGoogleで調べてみて欲しい。
上からかけるパーマを非常に多く担当している美容師が本当に少なく、たくさん発信している人が野田ともるしかいないことは明らかであろう。
どうしてもご希望の方は私にまずは相談をしてほしい。
日本の他サロンではオーダーは非常に危険なので気をつけてほしい。
※補足
あくまでこの記事はこんな口調ですが、普段は違います BY野田ともる
コテ巻き風パーマの持ちの良さ
持続期間は【半年〜1年】
一般的に普通のパーマは2、3ヶ月経過すると、ほぼパーマがゆるゆるになくなってきてしまうことが多いが、正しく施術されたデジタルパーマ(コテ巻き風パーマ)は最低でも6ヶ月以上は持続し、髪質によっては1年ほど持ってしまう場合もある。
しかし、気をつけてもらいたいことがある
あくまでパーマが持つというのは、かけたての状態がずっと続くというわけではないということだ。
コテ巻き風パーマ2ヶ月で完全固定化の新常識
これはあまり知られていない事実であるが、正しく施術されているデジタルパーマつまりコテ巻き風パーマは施術後約2ヶ月を経過すると、それ以上パーマがほぼゆるくならなくなる。
つまり2ヶ月でパーマが完全固定され、パーマ箇所を切らない限りは半永久的にパーマが持ってしまうというわけだ。
上に掲載してあった写真はコテ32mmくらいのウェーブでコテ巻き風パーマをされたお客様が半年後に来店された時の状態である。
ご覧のように半年後の状態でコテ38mmくらいで巻いたようなウェーブがくっきり残っているだろう。
こちらのお客様の場合はコテ巻き風パーマをしてから、2ヶ月後くらいにこの状態になり、それから4ヶ月はゆるめの状態が持続していたということになる。
この理屈を理解すれば、あなたがどれくらいのウェーブを長時間楽しみたいかによって
美容師にオーダーする時の、コテ巻き風パーマのウェーブの強さがわかってくるだろう。
しかし、パーマが初めてで怖い、パーマに慣れていない、まだ美容師を信頼できないなどの不安要素を抱えている場合は無理をせずに、やりたい理想ぴったりのコテ巻き風パーマをオーダーすることをおすすめする。
※ただし、この法則はちゃんと施術をされているコテ巻き風パーマに限りである。パーマ剤を効かせる時間が適切でない、パーマの巻き方が雑、など時間を短縮したパーマ施術を行う美容室の場合はこの法則には当てはまらないことが多いため気をつけてほしい。
コテ巻き風パーマの値段相場
コテ巻き風パーマはデジタルパーマで施術をするため、美容室では最低でも約3時間を必要とする。3時間を要するメニューのため値段相場として平均20000円くらいのところが多い。
専門的にやっている美容師は3万円以上することもある。
価格の価値観は人それぞれだが、安すぎると感じる美容室でお願いをするのはやめておいたほうがいい
美容室の施術は、安い=時間をかけることができないことが多い。
その場合工程を短縮したパーマをせざるおえないこともある。
もし、お金も時間も使ったのにパーマがかからず、ただ髪が傷んでしまっただけという結果になったら、あなたははどう思う?
コテ巻き風パーマの失敗を防ぎ成功させるには、こういったリスクを考え、経験値が高く時間をかけてやってくれる美容師にパーマを依頼することが非常に重要なのではないか。
コテ巻き風パーマをすると
髪はどれらい傷む?
コテ巻き風パーマをすれば大なり小なり髪は必ず傷みが出る。
どれくらい傷みが出るのか結論を言うとイメージ感では
【週2、3日に一回コテで髪を巻いている人くらいの傷み感】は出てくると思ってほしい。それなりにコテで巻いてスタイリングする人と同じくらいということだ。
ひどく傷無ということはないが、パーマをやり始めれば誰でも少しは乾燥してきたか?とロングヘアの女性なら誰しもが感じるあの毛先の感覚、は感じおるであろうと思っていてほしい。
問題なのは、その傷みが大きいのか小さいのかと言う点だ。
重要なことを言う。
パーマで髪が傷んで感じるかどうかは、パーマをかける前の髪の状態による。
かける前の髪がかなり傷んでいたらパーマをかけるともっと傷む
かける前の髪があまり傷んでいなければパーマをかけてもあまり傷まない
今のあなたの髪はどのような状態だろうか?
『てぐしが全然通らない』
『切れ毛が大量にある』
『枝毛が大量にある』
もしもこういった症状がある人は、パーマをかけるとその傷みが進行してしまい
パーマをやらなければよかったと後悔して失敗してしまう可能性が高くなるため慎重に検討してもらいたい。
要注意!コテ巻き風パーマが
失敗する可能性が高い人
ここではコテ巻き風パーマをやってはいけない髪の毛の人の特徴を挙げていく。
当てはまる人は一旦踏みとどまって冷静にリスクを受け入れられるか考えた上でパーマを検討してほしい。
代表的な例を
- ブリーチ
- ハイライト・バレイヤージュ
- 白髪ぼかし・脱白髪染めハイライト
- ブリーチしてないけどひどく傷んでいる髪
ブリーチをしている
1度でもブリーチ系カラーをしている方は基本的には絶対にパーマをしないほうがいい(髪質によってはパーマをできる人もいるのは事実)
どうしても諦められないという方は理由を説明するからここから先を読んでほしい。
ブリーチをされた髪の毛の内部は、髪の芯(骨みたいなもの)がなくなった状態である(専門的な言い方を省く)
髪の内部がスカスカ状態だからこそ綺麗なヘアカラーができるのがブリーチオンカラーの特権だが、内部がスカスカなためパーマ剤によるダメージには髪が耐えることができない。なんてったって骨がないのだから危ない
一度スカスカになった髪は世界最高級のトリートメントでも何をしても元通りにはならない。ブリーチした後、暗くしたから、黒染めしたからと言ってもパーマはできない。
髪の状態は減点方式で回復はしない。一度でもしたことは履歴として残り続ける
ブリーチを一度でもした人が安全かつ綺麗なコテ巻き風パーマをかけるには、ブリーチした部分を完全に切り落とす以外に方法はない。
ハイライト・バレイヤージュをしてる
ブリーチを使用したハイライトが入ってる方も上のブリーチ毛百々レベルで危険度が高いです。ハイライトの量が多いほどコテ巻き風パーマは危険な可能性が高く、少量のハイライトであるほどパーマの危険性は下がります。
安全が危険かの見極めが非常に難しいですが、全部ブリーチしてる方よりは
数箇所程度のハイライトならパーマをかけれる可能性は高い場合もあります。
しかし、パーマをすればハイライトの箇所が引っかかったり切れたりするリスクもありますのでそういう場合許容できるかどうか考えておきましょう。
バレイヤージュはブリーチをしている髪と、していない髪の境目が分かりづらいため、これに関しても全体ブリーチと同じで、その部分を切り落とさない限りはパーマすることは非常に危険です。
ブリーチをしていてもパーマができる人
ブリーチしていてもコテ巻き風パーマができてしまう方が稀にいるもの事実だ。
それはとにかく髪が丈夫な人である
コテで巻いても何回もカラーしても、パーマしても
過去に髪が傷んだと感じたことがない人はその可能性が高い。
しかし、その条件に当てはまる人はほとんどいなく、100人に1人いるかいないかくらいの確率だと思ってほしい
白髪ぼかし、脱白髪染めハイライトしてる
これらのメニューもほぼ全てがブリーチハイライトをしているものにあたるため
パーマは危険だ。
ハイライトを入れたからといって白髪がなくなるわけではなく
色が落ちれば派手な金髪ハイライトヘアになってしまうデメリットもあるため
やろうと思っている方は気をつけてもらいたい。
ブリーチなどしていないけど髪がひどく傷んでいる
ブリーチやハイライトなどしていないのに、何かしらの影響で髪がひどく傷んでいる場合もコテ巻き風パーマは危険だ
枝毛、切れ毛が目で見てわかるくらいに多発していたり、手くしを通そうとしても途中から引っかかるなど、まともに髪を扱える状態ではない状態。
触っても、見た目も明らかに髪が傷んでいる場合は危険なサインなので気をつけることだ。
毛先スカスカ状態のカットをされてる
コテ巻き風パーマをするにあたって髪が健康だとしても毛先がスカスカになっている時はパーマはやめた方がいい
毛先がスカスカな状態でパーマをすると、スカスカ部分が暴れてしまいパーマをスタイリングでほぐした時や、外出中などに髪が乱れやすくなる。
髪を伸ばして、スカスカな部分を切り落とし、毛先の状態が整ってからコテ巻き風パーマの予約をするのをおすすめする。
縮毛矯正していても
コテ巻き風パーマはできる
縮毛矯正をしている方にコテ巻き風パーマをかけることは可能ではあるが
あなたがどのような縮毛矯正をやってきているかで結果が変わってくる
現状の髪があまり傷んでいない(手ぐしが通る、ひどい枝毛や切れ毛もない)人なら綺麗なコテ巻き風パーマをかけれる可能性が高い
現状の髪がかなり傷んでいると感じる方の場合は、パーマをかけるとさらに傷みが増し、コテ巻き風パーマがかかったとしても扱いづらいパーマになってしまう。
傷んでしまえばボサボサに見えやすくコテ巻き風パーマと言えるクオリティが完成しない可能性が高まるため気をつけてもらいたい。
縮毛矯正もしていて明るいヘアカラーを繰り返してる、コテ巻きも毎日ガシガシやっているなど、縮毛矯正以外の負担を多く与えているほどパーマは危険だ。
髪質改善してる人は?
髪質改善というメニューは美容師によって行う施術が異るため注意が必要だ。
髪質改善と言いながらも縮毛矯正をやっているところや酸熱トリートメントをするところなど様々である。
そのため、これに関しても縮毛矯正で回答した答えと同じになる。
現状の髪が傷んで感じいなければパーマを安全にできる成功率は高いが
現状の髪が傷んでいれば安全に綺麗なパーマができる可能性は低いと言える
コテ巻き風パーマをできる
美容師は非常に少ない
パーマというメニューは美容室の中でも最もマイナーなメニューである。
パーマをするお客様がカラーに比べて少数派なメニューのためパーマの施術経験が豊富な美容師も少数派ということになる。
そしてコテ巻き風パーマというものになるち、美容師の選択肢がさらに狭くなる。
インスタグラムで#コテ巻き風パーマ #韓国風パーマ などで検索をかければそれをたくさんやっている美容師を見つけることができるが
気をつけてなければいけないのが
得意そうに見えて全員が必ずしも経験豊富で上手いわけではないということだ。
他店でパーマの失敗をしたお客様から聞いた話ではこう言うことが多々ある『あなたの髪質はここまでしかかかりません』
このように技術不足なのを髪質のせいにして嘘をつきごまかかす美容師もいるのは事実である
インスタでいい感じそうだからと言って全員の方にハマるわけではないため
美容師を選ぶ際は直感も大事であるが
その美容師の人間性や、本質、理念などにもフォーカスし、信頼できるかどうかなど検討するといいだろう。
コテ巻き風パーマは
非常に失敗しやすい
パーマをかければ巻き髪みたいになると思って、パーマしてみたけど全然いい感じにならなかったという経験はないだろうか?
コテ巻き風にしたいのにならなかったというパーマの失敗が起こる要因は以下の理由になる
- 普通のパーマをやっても
コテ巻きのような仕上がりになりづらい - そもそもパーマが得意な美容師はすごく少ない
- コテ巻き風・韓国風パーマになると
得意な美容師がさらに少ない
そのためなんとなく美容室を選んだり、いつもの美容室でできると思ってパーマをお願いしてもなんか違うなぁという結果になることが多いのだ。
コテ巻き風パーマを失敗しないために大事なことは
非常にシンプルである
- それ用のパーマメニューを選ぶこと
- それが得意な美容師を探すこと
コテで巻いたような仕上がりのパーマが得意な美容師は50万人以上美容師がいる中でも探すが一苦労である。
美容師をどうやって探すかが重要
- インスタグラム(おすすめ)
- TIKTOK
- YouTube
自分が好きなSNSで『コテ巻き風パーマ』『韓国風パーマ』で検索をかけて、自分が一番好きなスタイルを多く載せている美容師を見つけていくといいだろう。
失敗する女性が多い…パーマの危険性について
もしもあなたの身体への大きな手術で医者を選ぶ時、どういう基準で選ぶか?
パーマは髪の整形手術である
てきとうに美容院を選んでパーマに失敗をしてしまうと、せっかく伸ばしてしきたあなたのロングヘアが台無しになってしまう危険性がある。
この記事を見つけていただいたあなたにはパーマをかける際の美容師選びだけは慎重に行っていただきたい
コテ巻き風パーマ
実例紹介