縮毛矯正していてもデジタルパーマはできる?毛先へかける条件

tomoru

縮毛矯正をしている髪にも、条件が合えば毛先へデジタルパーマをかけられます。ただし、縮毛矯正とデジタルパーマはどちらも薬剤と熱の履歴が残る施術です。『デジタルパーマなら縮毛矯正毛にも必ずかかる』とは言えません。髪の体力、矯正の回数、薬剤、温度、毛先の状態を見て、やらない判断も必要です。

縮毛矯正後でもできる場合がある理由

縮毛矯正でまっすぐにした毛先へ、熱を使うデジタルパーマで新しい形を作る方法があります。根元はストレート、毛先はカールという組み合わせです。一般にストカールと呼ばれることもあります。

ただし、名称があるから安全という意味ではありません。すでに一度形を変えた髪へ、もう一度薬剤と熱を使います。毛先に十分な芯と弾力が残っていることが前提です。

施術できる可能性がある髪

  • 縮毛矯正の履歴と施術時期が分かる
  • 毛先を濡らしても芯と弾力が残っている
  • ブリーチが重なっていない
  • 毎回毛先まで強い矯正を繰り返していない
  • 希望するカールに必要な長さがある

条件に当てはまっても、実際にできるかは触って確認します。写真ではツヤがあっても、内部の履歴までは分からないことがあります。

施術を見送る可能性が高い髪

縮毛矯正の回数や薬剤が分からない

履歴が分からない髪は、安全側に判断します。何年前か覚えていなくても、今の長さから考えると毛先に残っていることがあります。『昔だからもうない』とは限りません。

毛先まで何度も矯正している

伸びた根元だけでなく、毎回毛先まで薬剤とアイロンが重なっていると、見た目以上に余力が少ない場合があります。そこへカールを作ろうとしても、弾力が出ず硬く見えたり、チリついたりします。

ブリーチや強い髪質改善も重なっている

縮毛矯正だけでなく、ブリーチ、ハイライト、強い髪質改善、毎日の高温アイロンまで合計して考えます。メニューを一つずつ切り離して安全とは判断できません。

濡らすと芯がない

濡れた毛先が過度に伸びる、絡む、芯を感じない場合、僕は無理にパーマをかけません。できない髪に施術しないことも失敗を防ぐ技術です。

縮毛矯正とデジタルパーマを同時にする場合

根元のくせを伸ばしながら毛先へカールを作る施術は、薬剤の塗り分けと熱の使い分けが必要です。同じ薬を根元から毛先まで一律に使うわけではありません。

施術時間も長くなり、判断する項目が増えます。希望する日に一度で全部終えることより、髪が耐えられるかを優先します。状態によっては、今回は根元の矯正だけ、毛先はカットして次回、という提案もあります。

縮毛矯正後は何ヶ月空ければいい?

何ヶ月空けたら必ず安全、という一律の数字はありません。時間が経っても、施術した毛先の履歴は切るまで残ります。期間より、どの部分に何をしたかと現在の状態で判断します。

予約前には、縮毛矯正をした時期、施術した美容室、根元だけか全体か、ホームカラーやアイロンの使用も伝えてください。

失敗すると起こりやすいこと

  • カールが出ず毛先が硬くなる
  • 毛先がチリチリする
  • 根元はきれいでも境目が不自然になる
  • 左右でカールの強さが変わる
  • 乾かすと広がり、自宅でまとまらない

かからなかったからといって、すぐ薬を強くしてやり直すのは危険です。原因が髪の余力不足なら、重ねるほど状態を悪くします。

相談前に用意してほしい情報

  • 直近2〜3年の縮毛矯正の時期と回数
  • 根元だけか、毛先までか
  • ブリーチ・ハイライト・カラーの履歴
  • 髪質改善や酸熱系メニューの履歴
  • 普段のアイロン温度と頻度
  • 希望スタイルの正面・横・後ろの写真

よくある質問

縮毛矯正した毛先には普通のパーマよりデジタルパーマがいいですか?

熱履歴のある髪にデジタルパーマを選ぶ場合はあります。ただし、方法を選べば必ず成功するわけではなく、髪の余力がなければどちらも行いません。

根元の縮毛矯正と毛先のパーマを別日にできますか?

できます。むしろ状態を見ながら分けた方がいい場合もあります。順番と間隔は今の髪と希望デザインで決めます。

縮毛矯正をやめてパーマへ移行できますか?

新しく伸びたくせ毛と矯正済みの毛先が混在するため、移行期間のデザインが重要です。一度で全部を同じ質感にしようとせず、カットを含めて計画します。

できるかより、きれいに続けられるか

縮毛矯正毛へパーマをかけられるケースはあります。でも、できると言うことと、長くきれいに扱えることは別です。基礎はデジタルパーマとは?、傷みが心配な方はやめた方がいい場合も読んでください。

僕は、縮毛矯正毛だからという理由だけで断りません

縮毛矯正をしていても、ひどく傷んでいなければデジタルパーマは可能です。僕の施術経験では、縮毛矯正履歴があっても髪の状態がよければ、過去にデジタルパーマを断ったことはほぼなく、きれいに成功しています。

普通のパーマでは難しいことがある縮毛矯正毛でも、熱を使うデジタルパーマなら弾力を作れる場合があります。大切なのは『縮毛矯正をしたか』だけではなく、現在の毛先に芯が残っているかです。

できないのは、縮毛矯正毛ではなく、ひどく傷んだ髪

毛先がスカスカ、切れ毛・枝毛が多い、濡らすとゴムのように伸びる。その場合はデジタルパーマもできません。縮毛矯正とブリーチや強い髪質改善が重なっているときは、履歴を一つずつではなく合計して判断します。

くせ毛は、今後のストレート計画まで考える

くせ毛に毛先だけパーマをかけると、根元のうねりと毛先のカールが混ざります。縮毛矯正を同日に行うのか、今後必要になるのか。今の写真だけでなく、伸びた後まで考えて施術します。

期間を空ければ履歴が消えるわけではありません

縮毛矯正した部分は、切るまで髪に残ります。何か月空けたかだけで安全にはなりません。最後にいつ、どこまで薬剤をつけたか、毛先へ何回重なっているかを伝えてください。

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