デジタルパーマ

デジタルパーマのメリット・デメリット|かける前に知ってほしいこと

デジタルパーマのメリットとデメリット
tomoru

デジタルパーマの一番大きなメリットは、乾いたときに巻き髪のようなカールを出しやすく、そのカールが長く残りやすいことです。一方で、乾かし方には少し慣れが必要で、どんな髪にも安全にできるわけではありません。僕は、良いところだけを見て決めるより、できないことまで分かったうえで選んでもらう方がいいと思っています。

デジタルパーマのメリット

巻き髪のカールが落ちにくい

朝にコテで巻いても、雨や湿気で会社に着く頃には取れてしまう。そういう方にとって、乾かした髪にカールが残りやすいのは大きな利点です。僕の考えるデジタルパーマは、ただ毛先を曲げるものではありません。乾燥を利用しながら髪に弾力を作り、ロングからミディアムの女性が日常で扱いやすいカールを目指すものです。

もちろん、コテ巻きと完全に同じではありません。強い風、雨、汗などで形が乱れることはあります。それでも、毎朝ゼロから巻く必要がなくなるのはかなり楽です。

乾かすだけで形を作りやすい

濡れた髪を乾かす過程でカールを整えられるので、基本の仕上げはドライヤーと少量のオイルで足ります。アイロンを毎日使わなくてよくなった、朝の支度が読みやすくなった、という変化を感じる方は多いです。

長く楽しめる

僕の施術では、平均すると8〜12か月ほどでかけ直す方が多く、7〜8か月頃が一つの目安です。ただし、全員が同じ期間持つという意味ではありません。髪質、長さ、カットする量、求めるカールの強さで変わります。最初の2か月ほどは少しずつゆるみ、その後は変化が穏やかになることが多いです。

ロング・ミディアムのデザインと相性がいい

大きなカール、重なりのある巻き髪、レイヤーを生かした動きはデジタルパーマの得意分野です。根元から細かく動かすパーマとは目的が違います。どちらが上という話ではなく、欲しい髪型に合っているかで選びます。

デジタルパーマのデメリット

乾かし方に慣れるまで少し時間がかかる

何もしなくても美容室の仕上がりが完成する、というものではありません。最初はどちらにねじるのか、どのくらい乾かすのかで迷うと思います。ただ、特別な練習は必要ありません。毎日のドライヤーがそのまま練習になり、だいたい1週間ほどで慣れる方が多いです。

熱と薬剤を使うので、髪の状態を選ぶ

熱を使うから必ず傷む、薬剤が弱ければ安全、という単純な話ではありません。1液をどこまで作用させるか、熱をどう入れるか、2液でどう固定するか。その全部が適正である必要があります。履歴を無視すると、カールが出ないだけでなく、手触りを大きく損なうことがあります。

僕が慎重になるのは、2回以上ブリーチした部分がある髪、強い髪質改善を繰り返した髪、濡らしたときに芯を感じないほど傷んだ髪です。できない髪に無理にかけることは、技術ではありません。

根元のふんわり感や細かなウェーブには向かない

熱いロッドを頭皮近くまで置く施術ではないため、根元からふわっと立ち上げたい、短い髪に細かな動きを出したい、という希望には普通のパーマの方が合うことがあります。

料金と施術時間がかかる

僕の新規のお客様は現在38,500円で、施術時間は約4時間です。カウンセリング、薬剤判断、加温、固定、乾かし方の説明まで含めるため、短時間のメニューではありません。料金だけで比較すると高く見えますが、持続期間や毎朝の扱いやすさまで含めて判断してほしいと思います。

デジタルパーマが向いている人

  • ロング〜ミディアムで巻き髪のようなカールが欲しい
  • 朝のコテ巻きを減らしたい
  • 乾いた髪に弾力のあるカールを出したい
  • 乾かし方を最初の1週間ほど覚えることに抵抗がない

やめた方がいい、または一度相談した方がいい人

  • 2回以上ブリーチした部分が残っている
  • 濡らすと髪に芯がなく、強く伸びる
  • 強い髪質改善や縮毛矯正の履歴が分からない
  • 根元から細かいウェーブを求めている
  • 乾かす時間をほとんど取れない

当てはまるから絶対に不可能とは限りません。ただし、写真だけでは判断できないこともあります。履歴を隠さず伝え、必要なら施術を見送る。その判断まで含めて美容師を選んでください。

よくある質問

デジタルパーマは普通のパーマより傷みますか?

一概には言えません。熱を使うぶん設計を間違えたときの負担は大きくなりますが、髪の状態に合わせて薬剤と熱を適正に使うことが前提です。現在のダメージと過去の施術履歴で判断します。

セットが苦手でもできますか?

できます。ただし、最初の数日は乾かし方に迷うと思います。僕は施術日に乾かし方を一緒に確認し、毎日のドライヤーの中で覚えてもらいます。

コテで巻いた髪とまったく同じですか?

完全に同じではありません。できることとできないことは、コテ巻き風パーマの完全ガイドでも詳しく説明しています。

メリットだけで決めないことが大切です

デジタルパーマは、合う人にとっては毎日の髪をかなり楽にしてくれます。でも、無理にかけるものではありません。まずはデジタルパーマとは何かを確認し、自分の髪の履歴と欲しいデザインに合うかを考えてみてください。

僕が感じる最大のメリットとデメリット

メリットは、巻き髪のカールが落ちないこと

コテで巻いても出かける頃には落ちる人にとって、これはかなり大きな違いです。きちんと固定されたデジタルパーマは、施術から2か月ほどで緩み方が落ち着き、その後はカール自体がほぼ変わらず残ります。実際には平均8か月ほどで次の施術に来る方が多いです。

デメリットは、乾かし方に慣れが必要なこと

パーマをかければ明日から全部簡単、ではありません。根元を乾かし、髪を4つに分け、捻って完全乾燥させる。このやり方を覚える必要があります。難しい技術ではありませんが、最初の約1週間は毎日のドライヤーが練習になります。

『デジタルパーマは特別に傷む』とは考えていません

薬剤を使う以上、ダメージはあります。ただ、適切な薬剤選定、作用時間、熱入れができていれば、僕は普通のパーマと実は大きく変わらないと考えています。逆に、見ただけで分かるほど傷んだ髪へ無理に行えば、大きな失敗になります。

向いているのは、良い意味で完璧を求めすぎない人

コテで精巧に巻いた髪を毎日まったく同じ形で求める人には向きません。強風、雨、汗で少し乱れることもあります。それでも、何となく巻き髪になっていればうれしい、毎朝のコテを減らしたいという人には、とても相性がよいです。

記事URLをコピーしました