パーマを上手くかけるための大事な5つのポイント
パーマな得意な美容師 GAFF野田です。ほぼ毎日パーマのお客様担当しています。その経験のもと、女性の皆様がパーマを失敗しないため知っておくといい5つのこと考えてみました。
1、パーマはヘアカタを見て決めない
おおかたのヘアカタに載っている巻いてる髪の8割以上はパーマしてません。けどパーマでやりましたよ〜と書いてあったりします。それが現状なんです。
アイロンで巻いてある髪って複雑に巻いているのでバランス感ツヤ感ともにMAX綺麗です。しかし普通のパーマでそこまでできるかというと・・・
コテ巻きは180℃くらいの熱を当てて髪のカタチをかえています。
だから、ツヤが出るし、弾力もでる、巻いた時のあのふんわり感がでるんです。だから、ワンカールのボブなんて、パーマとコテで巻いたものの仕上がりは全くの別物。あくまでヘアカタは イメージの共有程度に使うといいです。
それぴったりになるんだ!と絶対に思わない方がいい
2、髪は動くモノなんだよ!止るものではない
またヘアカタの話になりますが、やっぱりあれって、最高の一瞬を頑張ってつくって出来上がったものなんですよ。我々美容師の『スタイリング技術の集大成』というか。
でも、お客様の髪型って一瞬素敵なだけではダメだよね?
まずたくさん動くし、多少は髪が動いても当たり前
雨も降る、寝癖もある、スタイリングも毎日少しかわる、現実で起こるリアリティってそういうこと。
じゃあそこで、ヘアカタみて『私はこれになる』ともし考えれば。今日から毎日なれるのかな〜なんて思うこともあるはず。
し・か・し 現実はそう甘くない。。。
だから、あくまでここでも。ヘアカタはイメージの共有程度って事が大事。
3、パーマはスタイルで決めず、ウェーブのかかり具合で決める
そんなわけで、これになりたい!と決めてもいろんな状況によって髪型には変化がでます。
だから、パーマをかけるときに、このスタイルで!とは決めない方がいいんです。そもそもアイロンで巻いたスタイルかもしれない。一瞬を切り取った写真である。
そういうものなのにスタイルで決める必要ってある??
じゃあ、ウェーブのかかり具合なら間違いないでしょう、という結論になります。
ウェーブのかかり具合なら、これ!と決めたらそうなる可能性は高いです。
ウェーブのかかり具合さえ決めれば、あとは
長さ
重さ
質感
パーマがかかり始める位置
それを美容師と話し合えば、明確に決まってきます。
そのうえで、最終的にヘアカタの『このスタイルのようなイメージになってくる』という話が必要です。
4、パーマのスタイリング方法をどれにするか
パーマにはいくつかのスタイリング方法があり、それによって仕上がりは変わってきます。
例えば、ムースワックスの場合はおおかた自然乾燥させるパターンが多いんですけど、それだとパーマはしっかり出る、しかしツヤ感は少しおとってしまう。
完全に乾かせば、綺麗なツヤは出るけど、パーマは少しゆるくなる。。不規則さに欠ける場合もあったり
など乾かすか、半乾きか、、セット剤は??
によってもスタイルが変わってくるのです。
もしコテっぽいツヤ感を出したいのにムースで仕上げちゃったら、パーマはかかっていたとしても、雰囲気全然違いますよね。。
5、やっぱパーマが上手い美容師を見つけるのが手っ取り早い
いちいち色々考え、美容師にあれこれ言ったり聞いたりするのもお客様自身が大変。。そういうことになってくるのですが、信頼できる美容師見つけて信頼できる提案とアフターケアをプロデュースして貰えばそれが一番楽なんですよね。
僕自身は基本ほとんどのお客様のパーマヘアはお任せです。やはり皆さんパーマはわかってなくて当たり前だから。
そのかわり、納得できなければパーマのかけ直しや、パーマ落としなどは絶対保障します、とお伝えてしています。
美容師は一人ひとりが考え方が違いますから、お客様自身が合う考え方の美容師に出会っていただけたら、それが一番です。
パーマに関しては慎重な選択と決定を行い、美容室・美容師を選んでいきましょう。
GAFF 野田ともる
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