パーマをかけたのに朝の寝癖で上手くまとまらないってときありますよね。
今回はパーマした時に困った際の対策についてお話ししていきます。
女性のために書いていますが、男性も参考にはなると思います。
朝の寝癖で
パーマがつぶれてた時
寝て起きればパーマが潰れていることはよくあることです。
ちゃんとスタイリングをしたければ、一度髪を濡らしていくことをお勧めします。
しかし、寝癖にも度合いがありますし、その日どこまでちゃんとセットしたいかなどにもよってきますよね。
ちゃんとセットしたい日
お風呂場にて頭だけ浴槽に向けた状態でシャワーで洗っちゃってください。
地肌、根元からしっかり濡らして寝癖を完全にリセットしてから髪を乾かしてからパーマのスタイリングを初めてください。
根元からしっかり濡らして乾かし直すことで完全にリセットすることができます。
しかし、ロングヘアの方は乾かすのに時間がかかるため、このやり方は気合を入れてセットしたい時だけで良いです。
チャチャっと直して出かけたい時
こんな時は全部を濡らす必要はなく、直したい部分だけ直すようにしてください。
「この辺のパーマ部分があまり出ていないな」という箇所を水スプレーでシュシュっと濡らすか、洗面台から水を出し手に溜めながら濡らすなど工夫をしながら、気になる箇所を濡らします。
その後決められたスタイリングをし始めてください。
寝癖が治らない原因を知る
なぜ寝癖というのは厄介かと言いますと、一般的なみなさんは寝癖は軽く濡らせば治ると思っているかです。しかし、これは全く違いまして、軽く濡らすくらいでは寝癖は治りません。
美容室を思い出してください。
美容室のスタイリングは上手だなー美容師は器用だな、さすがだなと思う方が多いようですが、確かに合っていますが半分違います。
美容師は一度髪を洗って、みなさんの髪を乾かしているからこそ綺麗なスタイリングができるのです。
もしも皆さんの起きたばかりの状態でスタイリングしてくださいと言われたら、プロの美容師でも綺麗なスタイリングはできません。
最も重要なのは一度濡らして、リセットしてからセットするという考え方です。
寝癖はそこまでしないと直りません。
寝癖直しスプレーはどうなの?
あれは全く意味がありません。
ただの水で十分です。何が入っていてあれが商品化しているのかわかりませんが、みなさん考えてみてください。
本当に便利なものだったら、美容室で流行っていて、みなさんに美容師が紹介すると思いませんか?
ヘアセットの大原則は「濡らして乾かす「温めて冷ます」
これ以外にはありません。
つまり寝癖直しウォーターや、パーマもどしウォーターなど買う必要はないのです。
パーマした日は
シャンプーしてもいいの?
基本的にはシャンプーはしても大丈夫です。
(とれやすそうな方にはシャンプーしないようにとお伝えします。)
その日すごく汗かいて、そのまま寝るのが気持ち悪い…という方は気にせず洗っていただいて構いません。
ただしここ重要!
必ず乾かしてから寝てください。
濡れたままで放置しないこと大事です。
髪の洗い方トリートメントのつけ方
気をつけるポイント
シャンプーに関しては、いつも通り洗ってください。
(良質なシャンプーであればあるほど、パーマも長持ちします)
トリートメントの付け方にワンポイントあり!
通常ストレートヘアの場合は、髪をなめすように伸ばしながらトリートメントをつけますよ。パーマ髪にはこれはよくないです。
髪が濡れている状態でパーマヘアを引っぱり続けるとパーマが落ちやすくなる原因になります。
トリートメントの付け方のポイント
1.中間毛先に優しく揉み込む
2.髪をねじりながらなじませていく
を意識してつけてください。
こうすることでパーマのウェーブを引っ張らず負荷をなくせます