縮毛矯正とストレートパーマと髪質改善の違いについて

tomoru

※以下内容は、あくまで私の美容師経験と知識からの主観であることご理解ください。
全ての美容師の意見ではございません。

今回は縮毛矯正とストレートパーマの違いについてお話ししていきます。
それとともに髪質改善と言われるものはなんなのかについても。
結論言えば基本的には縮毛矯正、ストレートパーマは同じ内容です。
髪質改善は2パターン存在します
そして全て、美容師美容室によって言い方がバラバラです。
どれをを選べばいいか判断で大事なのは、自分の目的とかかる施術時間です

 

縮毛矯正

昔からある縮毛矯正というものは
①パーマ剤をつけて
②パーマ剤を流し
③アイロンで真っ直ぐにして
④固める薬をつけて

髪を髪を真っ直ぐにしていくメニューです。

しかし、サロンによってパーマ剤の種類や、③の工程があるかないかによって
名前を変えているところもあります。

15年前くらいから言い方を変えるサロンが増えてきました。
そういう背景があり、どっちがどう違うのか混乱していく結果となっています。

お客様の立場で知っておいていただきたいのは『中途半端なものはやらずに、真っ直ぐにしたければアイロンを使用する③の工程ありのメニュー一択でOK』ということ。
おそらく金輪際未来永劫、これは変わりません。

なぜ二つの言葉が乱立しているのか?
それはある時から、おそらく15年前くらい。③のアイロンで真っ直ぐにする工程を省いた縮毛矯正が美容師の間で流行り始めました。アイロンを使わないでブラシで乾かすブローだけの工程でなど色々。
それを柔らかい言葉のストレートパーマで言い出したサロンが増えていったことがことの始まりです。

縮毛矯正って言葉がどう生まれたかは知りませんが。縮れた毛を矯正するまんまの言葉
なんなら美髪矯正とかでもいいですよね。(今そういう言葉もありますが)

要するに 髪を真っ直ぐにするパーマ ということで、それを我々美容師はお客様のためを思いながら
新しくキャッチーな名前を考えて作ってしまうんですよね。(皆さんの良心だと思います)

髪質改善

そして平成後期から令和になり『髪質改善』というNEWエースが爆誕してします。
結論、髪質改善とは縮毛矯正(ストパー)を言い換えただけのものもあれば、トリートメントメニューをそう呼んでいるサロンに大きく分けられます

①髪質改善パターン1
内容は縮毛矯正ストパーマと同じだが、ネーミングを変えている
(施術時間は3〜4時間)料金は数万と高額。癖は伸びて、施術した箇所はずっと真っ直ぐ、

②髪質改善パターン2
トリートメントを浸透させて、流した後乾かして、最後にアイロンの熱を与えることでトリートメントが活性化されて
とんでもないツヤが出る
(施術時間が1時間半〜2時間)料金は数千円から1万円くらい。癖はあまり伸びない、人によっては3、4週間伸びた気がする。もちろん繰り返せば傷む

 

まとめ

以上このような違いがあります。

もしもあなたが髪のクセの悩みを解決したい場合は、縮毛矯正 ストパー 髪質改善パターン1 を選択する必要があります。
ポイントになってくるのは施術時間が3時間以上はかかるメニューであること。

髪質改善パターン2は毎月行う必要があり、髪への負担が大きいため、やる意味はほぼないと考えてください。

髪を真っ直ぐ艶々にしたい場合は3、4時間かかるメニューを一択
中途半端な髪質改善はしなくてOK

 

ということになりますので、今後の参考にしてくださいませ。
今後、根底を覆すような技術が誕生した際には、みなさまに解説を連絡いたします。

再度になりますが、これは私の意見です。そして。簡潔に話をするため。かなり極端に説明しています。
本当はあと1億文字くらい説明したいのですが、続きが気になる方はサロンでお話しいたします。

もしもみなさんの周りに信頼できる美容師さんがいる場合、いろんな人の意見も必ず参考にしてください。
私の意見が全てではありません。よろしくお願いいたします。

ABOUT ME
美容師 野田ともる
美容師 野田ともる
デジタルパーマスペシャリスト
美容師歴17年.デジタルパーマ専門歴10年.コテ巻きのようなパーマの理想を求めてデジタルパーマを独自に研究。現在ではコテ巻き風パーマ、韓国風パーマなどのトレンドスタイルを生み出しているトップクリエイターのうちの一人
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