この記事では、首の長さが人の似合う髪型に関係している話と、首の短い人長い人の似合う髪型の紹介について書いています。
写真の例をつかい説明していきますので、首の長さで似合う髪型に悩んでいる方は参考にしてください。
首が短い人・長い人の似合う髪型とは?
首の長さが女性の似合う髪型に深く関係していることはご存知ですか?
首の長さが悩みで髪型に悩んでいる方は多いと思います。
美容師10年。色々なお客様を担当していると
似合わせに気づくことがあります。
頭の形や、顔の大きさ、髪質も大事ですが
つきつめてみると本当に大事なのって首の長さなのでは?
首の長い人の例
水原希子さんのボブ
昔の水原希子さんのボブはトレードマークにもなっていておしゃれでかわいいですよね。こうなってみたい!と一度は思った方もいるのでは?
彼女のような肩くらいの長さのボブは、首が長い人だからこそ似合うボブです。
水原さんはモデルだし顔が小さいから似合うのでしょ?と思う方もいますよね。
実は、顔の大きさよりも髪型の似合わせに大事なのは首の長さです。
首の長さがなぜ髪型の
似合わせに関係するのか?
もしも水原さんの首が短ければ同じ長さのボブでも、髪で首が全て隠れてしまい顔だけ強調される髪型になってしまいます。
首が短い場合、顎からと鎖骨との距離が短くなるため首が詰まったボブに見えやすくなります。
彼女のように首の長さがある人は、あご下の【長めのボブ】をやっても首が全て隠れないため、スラッとした印象を出して絶妙なバランスの髪型にすることができます。
(首が長いことは小顔効果にも影響します)
水原さんのような絶妙な長さのボブを真似したい場合
ある程度の首の長さが必要ということになります。
鎖骨くらいのミディアム・セミディ・ロブと呼ばれる長さの髪型をやるとき、首が短めの方は気をつけた方がいいでしょう。
例えばタートルネックを着ると顔がでかく見えてしまい似合わない…という経験のある方はいませんか?そういう方は、Vネックの方が似合います。
首が長い人
似合う髪型・似合わない髪型
首の長い人が一番似合う髪型は?
首の長い人はショート、ミディアム、ボブ、セミロング
どの長さの髪型も基本的には全て似合うことが多いです。
特に一番オススメできるのは『鎖骨くらいのミディアムヘア』
(今流行っていますよね、セミディとかロブとか)
⬇︎⬇︎⬇︎
上の写真のモデルさんのように、首が長い人はアゴから鎖骨までの間に空間ができます。
空間のおかげで、鎖骨に落ちてくるくらいの長さの髪型だと
さらに首が程よくスッキリ見え、さらに小顔効果を出すことができます。
雑誌モデルさんが、ミディアムなど曖昧な長さの髪型の人が多いのもそういう理由があります。
首が長い人が似合わない髪型は?
首の長い人で似合わないケースが多いのが’、ロング〜スーパーロング
首の長い人が、スーパーロングすぎてしまうと
”胴長”に見える”や ”顔の面長効果”の影響が出やすいです。
もともと胴長や面長をコンプレックスに感じてる方は控えた方がいいです。
首が長い人でロングヘア、長めの髪型をしたいという方は
写真のようなストレートヘアだと、より一層、縦長の感じを強調してしまうことになります。(モデルのような抜群のスタイルがあれば大丈夫ですが)
ロングを楽しみたい方は、このようにウェーブスタイルのロングにしてみるといいです。横にボリュームがでることで縦長感を緩和することができます。
毎日コテで巻くのが面倒な人は、コテ巻き風のパーマをかけて毎朝髪を巻かなくてもいい状態にしておくのもいいです。
ロングヘアでもデジタルパーマを活用すれば失敗も少なく、髪へのダメージを最小限にしてコテで巻いたよいうな艶のあるウェーブヘアになることができます。
首が短い人
似合う髪型・似合わない髪型
首が短いのが悩みの方の場合、似合う髪型を探すよりも
やってはいけない似合わない髪型を知っておくのが大事です。それさえ避ければ、たいていの髪型はやっても大丈夫です。
首の短い人が似合わない髪型
より首が短く見えてしまい顔が大きく見えたり、全身のスタイルが悪く見えてしまう危険ゾーンな髪型があります。それは
「顎下のボブ、首がすっぽり隠れるボブ」
中途半端な長さの髪型は危険です。
先ほど写真であげたような水原さんのボブも首が短い人がやってしまうとバランスが悪くなります。
⬇︎の写真をご覧ください。サロンの後輩スタッフなのですが
髪が伸びてきて首が隠れてしまっています。
こういう長さの髪型は、首が短い人をより短く見せてしまいます。
首を長く見せる効果のある髪型
首が短めの人は首長効果のある髪型を選ぶことで
『小顔効果』と『首長効果』両方を得ることができます。
肩から上の長さの人の場合
写真のように襟足部分をぎりぎりまで短くするミニボブ、ショートボブは首長効果に抜群です。首の見える部分(露出)を増やせば増やすほど、首を長くみせることができます。
洋服に関しても、首が詰まったものよりもVネックタイプを着るとバランスがよくなります。
ショートヘアに切ってもいい人なら、襟足部分をスッキリさせつつ
顔まわりには長さを残した『前下がりショートヘア』が最適です。
ボブ系よりも、ショートの方がより首を長く見せる効果があります。
このように顔まわりに長さを残しつつ、襟足をすっきりさせるショートヘアなら、ショートに抵抗のある方でもボーイッシュになりすぎず
女性らしいショートになれます。
首が長くみえる髪型の例
上で紹介した、首短い人がやらないほうがいい髪型のこちら
(スタッフの髪)
首を長く見せるカットをしてあげることでこのように変わります。
カット後の方が、首がすっきり見えることで頭部全体のスタイルがよく見えてきますね。
このように首の長さにコンプレックのある方でもバランスに気を使いながら髪型を考えれば首を長く見せることができて、自然な小顔効果も得ることができます。
首が短い人のミディアム・ロングは?
鎖骨から下の長さに関しては、どの長さの髪型でも大丈夫です。
上で挙げたような半端な長さをすぎてしまえば首の短さで、スタイルが悪く見える悩みは無くなります。
伸ばし途中で半端な長さ
どうすれば良い?
似合う長さとやってはいけない長さはわかったけど、ショートから伸ばしていく途中にどうしても似合わない長さを通過しなければいけません。
ちょうど肩あたりの長さの時どうすればいいか?ストレートヘアで伸ばそうとすると、髪型はシンプルに見えてしまい首が短い人の場合、気になりやすいと思います。
そこで伸ばし中の人にはパーマをかけるのをオススメします。
中途半端な長さの時期でもパーマをかければ髪に動きが出て、人の視線をばらつかせることができます。
同時に、髪がはねたり寝癖の影響を受けやすい伸ばし途中の時期にスタイリングも簡単になるので一石二鳥になります。
記事をご覧いただきありがとうございました。
この記事にたどりついた方は、首の長さに少しコンプレックスがあり似合う髪型について調べているところであったと思います。
この記事で説明した通り、首の長さは似合う髪型に密接に関係しています。
全てはカットする美容師の提案力とカット技術次第です。
美容室を探している最中の方もいらっしゃいましたら
この記事を書いている僕のところでも予約は受付しております。このブログはパーマを専門に書いていますが、昔はショートヘアのスペシャリスト美容師を専門にしてやっていたこともあります
お悩みの方は是非ご来店ください。
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