パーマのお客様への説明

パーマのお客様への説明

ブリーチ・ハイライト・バレイヤージュ・インナーカラーをされているお客様

ブリーチしている箇所に対してのパーマは基本的に危険となっております。
ネットやインスタなどで調べれば、ブリーチしていてもパーマできる
などの情報もありますが、それはある一部の髪質が丈夫な方のみです。

丈夫な方がパーマに成功したとしても、1ヶ月後2ヶ月に髪が傷まずいられるかどうかも可能性は低いもので、必ずといっていいほどあとあと傷んできます。

ムースをつけて自然乾燥にするクシャクシャパーマならまだ楽しめる可能性は高いですが、コテ巻き風のような仕上がりを求めるとなるとほぼうまくいかないと思って下さい。
もしもどうしても諦められない場合はカウンセリングだけでご来店やカットやカラーだけでなど御来店いただき状態を見てアドバイスさせていただきます。

どれくらいでパーマができるか?
ブリーした箇所を切り落としたらです。
1ヶ月で1cm伸びると言われているのでご自身でパーマしたい長さ、ブリーチの残っている長さなど計算想定していただきいつ安全にできるがご計画ください。

グラデーションカラーやバレイヤージュの場合、ブリーチしてる境目が曖昧なので全てのブリーチがなくなってからと想定して下さい。

ハイライトされてる方は、ハイライトの量が少なければパーマできますが
ハイライトがたくさん入っていると危険度が高いです。

インナーカラーの場合、箇所が広いほど危険ですが、切り落とせば問題ありません。
一部短くなってもよければパーマ可能です。

ブリーチをしている髪は芯や中身がなくなって体力が無い状態です。
カラーはできますが、パーマをするとなると全く事情が変わります。
パーマがかかったとしてもブリーチされている箇所だけ、引っ掛かりが強い、ざらざらチリチリに感じる、パーマが弱い、すぐ取れる、など色々なトラブルが起こる可能性が高いです。
慎重に検討して下さい。

ミディアムでパーマする際に気をつけたいこと

肩くらいの長さですとコテ巻きっぽい仕上がりのスタイリングが難しい場合があります。
理由、巻いたような仕上がりにするにはパーマをねじって乾かさなければ綺麗になりません。
肩くらいだと全体的に短いため、ねじりドライが少々難しいです。
そして、うまく乾かせたとしても寝て起きたら枕に挟まれて潰れる箇所が発生してしまうかもなど、朝のスタイリングが安定しないこともあります。

パーマになれているお客様で、ミディアムでパーマをいつも希望するお客様はいらっしゃいますが、そういう方がはいい意味で理想が高くなく、毎日多少仕上がりが変わっても、これはこれででいいかと楽しめる方々です。

寝癖がどうなるかなどは髪質や個人差もありますので、やってみないとわからないというのはありますが、ミディアムヘアでパーマしたい方は、そういった難しいかも知れない事情も知っていただいた上でご検討くださいませ。